コンバージョンの詳細マッチングで利用するコンバージョンAPIにおいて、連携パラメータの追加と機能改善を実施しました。詳細は以下のとおりです。

なお、本件はコンバージョンAPIのみが対象です。その他の方法で詳細マッチングを利用している場合は対象外のため影響ありません。

対象サービス

Yahoo!広告 ディスプレイ広告

実施日

2024年6月25日（火）

連携パラメータの追加について

コンバージョンAPIに連携可能なパラメータを追加しました。

<追加したパラメータ>

機能改善について

広告識別子（IDFA/AAID）でコンバージョン測定が可能に

コンバージョンAPIの連携パラメータの追加に伴い、広告識別子（IDFA/AAID）でコンバージョン測定が可能になりました。これによりコンバージョンAPIのリクエストの必須パラメータを以下のとおり変更しました。

（変更前）hashed_email、hashed_phone_number、yclid、yjr_yjadのうち最低1つは必須

（変更後）hashed_email、hashed_phone_number、yclid、yjr_yjad、ifaのうち最低1つは必須

※その他の項目に変更はありません。

event_timeにおいて受信可能な形式を追加

連携パラメータの「event_time」において、受信可能な形式を追加しました。

• UNIX時間10桁のみ受信可能でしたが、UNIX時間13桁で入力された場合は下3桁を削除して受信するよう改善しました。
• 入力値がコンバージョンAPIサーバーの現在時刻より未来の時刻だった場合、受信できませんでした。実施日以降は現在時刻の30秒以内であれば、コンバージョンAPIサーバーの現在時刻に書き換えて受信するよう改善しました。

補足

• コンバージョンタグに変更はありません。
• コンバージョンの詳細マッチングについて詳細は以下のヘルプを参照してください。
  コンバージョンの詳細マッチングについて
• コンバージョンAPIのリファレンスは以下を参照してください。
  https://github.com/yahoojp-marketing/ads-data-management-api-documents